2017年7月25日火曜日

2017年07月20日 定例稽古

07月20日(木) 広島県立体育館剣道場での定例稽古を実施。

2017年07月で唯一広島県立体育館剣道場の個人利用が可能な日で久々の定例稽古でしたが、そんな日に限って弟弟子は急遽どうしても抜けられない残業との事で残念ながら単独稽古となってしまった。
そこで今回テーマは単独稽古での方が向いていると思われる「じっくりと自身を観察する」と致しました。

まずは準備運動の歩行稽古から。
・木剣を正中に構えて前進
・木剣を正中に構えて後退


先の短期集中鍛錬の際に指導を頂いた理合が体現出来ているかじっくりと観察する。
手足で動いていないか?しっかりと脱力して力みが生じていないか?等々。

次に甲段からの袈裟斬り。
・右甲段から袈裟斬り

甲段もじっくり自身を観察する。
手足で動いていないか?木剣の軌跡はどうか?木剣の位置を正しく置けているか?手足だけでの振りになっていないか?足の使い方や向きは正しいか?
とはいえ考えるだけでは身にはつかない。ゆっくりと繰り返し繰り返す事で身体に動作を刻み込んでいく。

そして受け流し。
・受け流しながら前進
・受け流しながら後退


相手の斬りを受けるだけでは相手の斬りの力を身体に受け止める事になるので"流す"動作が加わらなければならない。
脱力して身体を柔らかく使えているか観察をしながら繰り返す。普段から電車やバスで立って移動する際にも意識はする様にしていますがその感覚も思い出しつつ。

大太刀の型の稽古。
・作法から始め大太刀の型13本及び終結の型(仕太刀)
・作法から始め大太刀の型13本及び終結の型(打太刀)


こちらも先の短期集中鍛錬の際に指導を頂いた点に留意しつつ、自身の動作を注意深く観察しながら行う。
手足で動いていないか?木剣を正しい位置に扱えているか?足の向きや使い方はどうか?腰が上下していないか?動作の興こりが大きくなっていないか?等々。



単独稽古だと休憩の際に手持ち無沙汰でもあり、ついつい隣で稽古をされている柳生新陰流の方々の稽古の様子を漠然と眺めていた。

常々、タイ捨流と柳生新陰流とでは身体の使い方が似ている様で微妙に異なっていると感じていたのですが、ふと足を着いた際の床面へ響き方がほぼ同じである様に思われた。
同じ新陰流から興ったタイ捨流と柳生新陰流なので微妙に身体の使い方こそ異なれど、理合は同一であるが故にその様になるのではなかろうかという気付きでありました。
そしてこれは次の機会に館長に確認をさせて頂こうと備忘に書き留める。

さて、次の07月27日(木)も広島県立体育館の武道場の個人利用が出来ず定例稽古は中止となります。
また08月も03日(木)、10日(木)、17日(木)とやはり個人利用が出来ず定例稽古は中止の予定です。

じゃけど08月下旬の厳島神社の演武に向けて自主稽古を主に頑張って行くけぇね!
そしてその後にキンキンに冷えた美味い麦酒じゃ!(心の声)




2017年7月19日水曜日

2017年07月17日 自主稽古

2017年07月17日(月)先週の木曜日も広島県立体育館の個人利用が出来なかったので市内某所にて自主稽古を実施。
07月は広島県立体育館の剣道場の個人利用が出来る日が07月20日しかなく参ったものです…。
更に08月も24日と31日しか個人利用の可能な日が無い様でもう少し利用可能日があれば嬉しいのですが…。

今回も短期集中鍛錬の際に指導頂いた点を改めて稽古しようという事で、テーマは「ゆっくりで出来ない事は早くは出来ない!」と原点回帰となりました。

まずは準備運動の歩行稽古から。
・木剣を正中に構えて前進
・木剣を正中に構えて後退


短期集中鍛錬時に指導を頂いた手足で動かない為の理合をより深く身につけられる様に意識して行います。
至るべきひとつの到達点として意識せずとも自ずから理合にそって動ける様になるまで「千日の稽古をもって鍛とし、万日の稽古をもって錬とす」の精神です。

そして甲段からの袈裟斬り。
・右甲段から袈裟斬り

短期集中鍛錬時に指導を頂いた点、特に踏み込みや足の使い方を注意して行います。
初めから立ち方・歩み方もその様になっていなければ出来ない事を意識させられます。

次に受け流し。
・受け流しながら前進
・受け流しながら後退


打つ方も受ける方も木剣の軌道に留意しつつ、打ち込みに対して早すぎず遅すぎずの拍子で対応出来る様に「」を意識して行います。

いよいよ大太刀の型の稽古に入る。
・作法から始め大太刀の型13本及び終結の型

こちらも短期集中鍛錬時に仕太刀や全体としてご指導を頂いた点を改めながら、ゆっくりで確実な動作を心掛けます。
また、身体の使い方を改めた部分もありますので、動作に違和感がなくなりしっくり感じる様になるまで何本も繰り返します。

仕太刀と打太刀を交代して大太刀の型
・作法から始め大太刀の型13本及び終結の型

打太刀となっては打太刀としてご指導を頂いた点を留意しながら稽古します。
仕太刀を導ける様に間合いや拍子を調整し、より仕太刀を「観察」し、仕太刀の情勢を「判断」し、仕太刀の拍子に早すぎず遅すぎず一致させるべく自身の対応や速さを「決定」し「行動」する。

次に小太刀の稽古に入る。
・小太刀の型を1本

小太刀は大太刀と間合いが異なりその差を埋めるべく身体の使い方が若干異なってくるので、その点を留意して稽古を行う。
間合いが短い分だけ工夫が必要となりそれを埋めるべく理合があり、やはり古流は面白いと感じる。
小太刀の先の型には太刀だけではない身体の使い方も含まれている様なので、次回以降の短期集中鍛錬で小太刀の型が進むのが楽しみである。

最後に
・気に掛かる型を集中的に稽古

大太刀の型の中でも互いに気に掛かっている型を納得が行くまで集中的に稽古する。
もちろん演武で行う型も気に掛かっているのでこれも集中的に稽古した。
弟弟子は11本目が気に掛かると言う事で違いに納得が行くまで何度も繰り返して、何とか納得をして貰えたのではないかと思う。

弟弟子が京都に行くという事で日本三大摩利支天のひとつ建仁寺 禅居庵で御守りを授与して来て貰ろうたし、改めて演武に向けて頑張って行くけぇね!




2017年7月12日水曜日

2017年07月09日 自主稽古

今週は広島県立体育館の剣道場が個人利用できなかった為、市内某所にて自主稽古を実施しました。

今回は他に個人利用されている方がほとんどおらず大きくスペースを使って稽古することができました。
また最近の猛暑を考慮してなのか、なんとクーラーが・・・ありがたいです。

~~~

まず準備運動から。
・木剣を正中に構えて前進、後退
 
今回はスペースも十分あったので、向かい合ってではなく横並びになって行います。
向かい合って行う時は兄弟子に壁にぶつからないように調整していただいたので今回は自力で頑張ります。
どっかんどっかんぶつかることはありませんでしたがまだ壁にぶつかるまで気づけなかったり、ちょっと手前でもう壁がある距離なのでは?と勘違いしていしまったり・・・多少ましにはなりましたが、まだまだ精進あるのみです。

続いて
・甲段からの右袈裟斬りによる前進
 
先の短期集中鍛錬の指摘のままなんですが、兄弟子より
やっぱり腕力で上げとるね~
とのご指摘が。
ギクシャクしながらも正しい動きを繰り返します。
変な癖になっている点は修正するしかないので、この点も日々の自主稽古で修正していきたいと思います。


続いて
・一方は袈裟を斬り、もう一方がそれを受け流すのを相互に行いながら前進
・一方は袈裟を斬り、もう一方がそれを受け流すのを相互に行いながら後退

を行いました。

以前に指摘されていた「刀が先」の動きがまた出来なくなっていたので再度指導いただきます。
相手の打ち込みに対して最適な位置に自分の体をついていかせないといけないところが、どうしても体が動かず
間に合わないから腕力で無理矢理受ける状態となってしまいます。
慣れしかないので、合同稽古を積み重ねていきたいと思います。


その後、大太刀の型の稽古を行いました。
兄弟子:仕太刀、私が打太刀で 
・作法から始め大太刀の型13本及び終結の型+小太刀の型1本
を行いました。

短期集中でならったことを適宜指摘していただきます。

特に気になったのは4本目で
4本目は最後に仕太刀から離れる際、何回やっても自分の木剣が仕太刀の木剣にあたってしまっていました。
これは型通りに動こうとして(型の動作の本来の)意味を理解していなかったせいでして、次はこうだったな~という型通りに動くことのみのうかつな行動の結果、発生した問題でした。
言われてみると単純ですが、こういった点への気の配りがまだ弱いな、と反省しました。

また特に8本目でわかり易い状況になりましたが、私はまだ間合いのとり方が下手糞で兄弟子のように適切に間合いをとることができません。
大体間合いが狭くなります(汗)。
また間合いを詰める動きもギクシャクしてしまい、なんというか距離を詰める流れが不恰好です(泣)。
こちらも合同稽古のたびに意識しながら精進していくしかないな、と思います。

続いて
兄弟子:打太刀、私が仕太刀で
・作法から始め大太刀の型13本及び終結の型+小太刀の型1本
を行いました。

全体的な課題として短期集中鍛錬でも指摘されたように、まだ打ち落とす際に腕力を使ってしまいます。
甲段からの素振り等動作が短いものは意識して動かせるのですが、型の流れの中だとついつい意識することを忘れてしまいます。
・・・精進します。

また打太刀同様に4本目について
打太刀の木剣を捌いた後の動作が遅かったり早かったりで今ひとつ綺麗な流れになりません。
あとあと思い返すと、捌きから次の動作に移る一瞬に体が居付いてしまっていたのかな?と思います。
今後の稽古にて確認できたらと思います。

そして11本目
今回は(というか今も)これに頭を悩まされました。
繰り返せば気付くようになるらしいので、自宅の壁に傷を付けないよう気をつけながら稽古したいと思います。

最後に厳島神社での演武の稽古を行いました。
本番を想定して入場、型、退場まで一連の流れを繰り返し行います。

ここでは型とは関係ないところで
なぜか礼をする瞬間に両肩があがっている(強張っている?)
点を指摘いただきました。

また、礼の仕方についても兄弟子より
ケツが出とるよ。。。
と突っ込みを受けました。
※腰を折るのでお尻が後方に出ることはありません。。。

本番で失敗しないように日ごろから意識しておきたいと思います。

~~~

今回は短期集中鍛錬後初の稽古ということでまだ記憶がある内に色々と確認ができてよかったです。
また今回は稽古環境がとてもよく、大変捗りました(笑)。

厳島に向けて専心です!



2017年7月10日月曜日

2017年07月02日 短期集中鍛錬(in 八代) 2日目

熊本県八代市での短期集中鍛錬の2日目です。
この日も快晴で何処までも青い空ともりもりと湧き上がる白い雲が夏の訪れを感じさせてくれます。

一瞬、暑さへの不安を覚えましたが適度な風が涼しさを稽古場内にもたらしてくれて予想よりも暑さに参る事無く、また前日は短期集中鍛錬と定例稽古で合わせて9時間という過去に無い長時間の稽古だったので疲労や筋肉痛が不安だったのですが、疲労も筋肉痛もさほど感じる事無く集中して稽古をする事が出来ました。

さて2日目の鍛錬は前日の続きからとなりました。
・大太刀の型9本目から終結の型

最初に館長から
特に遠方の方は”間違った型を稽古をしてはならない”と思っておられるかもしれませんが、間違った型を稽古しても大丈夫です。間違っていても理合を意識してちゃんと稽古を重ねていれば自然と理合が身に付いて行きますし、もし間違っていたとしても、それは後に気付きとなってより深く理合を学ぶ事が出来ます。
と教えを頂きました。

確かに普段の広島での稽古の際に間違った型をしてはならないと常に不安を感じていました。
それでも稽古をして行く中で何か不自然に感じて動きを改めて稽古し直した結果が、短期集中鍛錬の際に正しい動作であると教えて頂いたり、或いは不自然に感じながらもそのままにしていた部分を短期集中鍛錬の際に宗家や館長から指導を頂く事で、単に修正されただけではなく深く心に残ったりで館長の言われる通りであると大きく頷いてしまいました。

館長のこの教えで気負いが無くなったのか2日目はいつもよりも自然体で稽古が出来た様に思います。

・9本目
仕太刀の下がる動作は蹴らない飛ばない。その際に脱力をしていないと指を斬られる。木剣を喉元に付ける際は手足で動かない。

・10本目
脇構えからの斬りの際に筋力で木剣を振らない 。相手の太刀を返す際に人体の構造上弱い状態を作ってから返す動作を行う。

11本目
タイ捨流と言えばよく「飛び跳ねる」とも形容されますが、その一端を担っていると思われるのがこの技。
実際の理合としては決して飛び跳ねてはいなくて理合を体現した結果として外側からは飛び跳ねて見えるだけなのですが、その理合について宗家のお手本を見せて頂く。
この理合を体現するには相応の稽古量が必須じゃねぇ…

12本目と13本目
この2本はセットで左右こそは異なれど同じ理合同じ動作であると同時に1本目の動きに通じる、終わりにして始まり、始まりにして終わりの型。
動作自体はシンプルな型だけに理合を何処まで理解して体現出来ているかが一目瞭然となるのですが、やはり手足で動かず、飛ばず跳ねず、腰は浮かさず、正中線を外さない。

終結の型
弟弟子以外の方と終結の型の打太刀をしたのは初めてだったのですが、間合いが非常に難しい…。
宗家と館長に質問をして指導を頂きながら最後は何とか形にするところまでは出来た様に思う。

そして後半は厳島神社での演武の打合せとその稽古を行う。
最初に広島門下生で演武を行い館長と門人長に当日に演武を行う型の選定をして頂いた。

その後は演武の一通りの流れを確認してから演武を行う型を集中的に稽古をする。
色々と細かい指導を頂いたが今後の一番の課題としては、打太刀は仕太刀をよくよく観察して早過ぎず遅過ぎず相手の拍子に合わせて動くという点であろうか。

今回の短期集中鍛錬については今まで程は疲労を感じず筋肉痛で動けないという様な事もなかった。
また腰を落とすという基本についてもこれまでは特に大腿部がキツくて維持出来ない時もあったのですが、今回はあまり苦を感じる事無く行えた様に思える。

これについては前回の短期集中鍛錬から以降は定例稽古だけではなく不定期の自主稽古も回数を重ねていたが、自主稽古は施設の利用時間に余裕ある事から一回の稽古で4時間程以上は毎回おこなっていた。
前回の短期集中鍛錬の終わりの際にも館長から週4時間以上の稽古を推奨されたのですが、日々の単独稽古と定例稽古とは別に自主稽古を相応の時間と回数で行った事で身体が練り上げられ、今回の様な違いがあったのかもしれません。

そういえば何かの比較研究でプロとアマの違いについて比較した結果、多くの場合でプロとアマでは練習量・練習時間が全く違っていたという記事を目にした記憶があるのですが練習に勝る近道はないという事なのでしょうね。
しばらくは日々の単独稽古に加えて定例以外の自主稽古も可能な限り続けて行ければと思う次第です。

また、今回の短期集中鍛錬では新しい木剣を頂きました。
入門時に頂いたこれまでの木剣はささくれが酷くこれ以上は打合いをする稽古に使用するのは危険と判断した為です。

タイ捨流の木剣は一本毎に主に伝書などから引用した文言が書かれています。
これは館長が門人に渡すその朝に精神集中をして閃いた文言を書かれているとの事で、不思議とその木剣を使う門人のテーマや課題的な文言になっていると感じることが多いのです。

これまでの木剣の文言は伝書からで「徹底的にやりなさい」という意の文言を頂戴しておりました。
今回の木剣は伝書の文言ではなかったのですが、それを見て「こりゃあ”斬り開きなさい”という意味じゃね…!」と直感的にと感じると共に、ひとつ段階が進んだのかもしれんねという印象深いものがありました。

まずはいよいよ来月に迫った厳島神社での奉納演武に向けて色々と斬り開いて行ければと思います!改めましてよろしくお願い致します!






2017年7月8日土曜日

熊本を食す! 2017年初夏

稽古の後には美味しいシュワシュワを(笑)
ということでホテルの近くにある「居酒家 金之助」さんにお邪魔しました。
入門時の歓迎会で訪問させて頂いて以来、八代に来る度に足を運ばせていただいています。

個人的には店のトレードマークとなっている猫がお気に入りです。


とりあえず晩酌セットと辛子蓮根、そして館長お勧めの「しゃく」の天ぷらを注文

「とりあえず生~」さんがいらっしゃったところでお疲れ様の乾杯!
冷えたビールが体に染み渡ります。

至福です!!


晩酌セットには馬すじ煮込み(これもとても美味しい)が入っているのですが今回は品切れているということで変わりに蒸し鶏のサラダをいただきました。とってもボリューミーで稽古後のすきっ腹にはむしろありがたかったです。

そして熊本に来たらやっぱりこれ!


私は辛いものが苦手でして・・・目にも鮮やかな黄色をが視界に入った時は
「・・・うん無理」
と思ったものですが、揚げ立ての辛子蓮根を思い切って口に入れてみるとほんの少しつんとくる程度でとても食べ易く、サクっとした衣とシャキシャキの蓮根の食感にすっかり魅了されてしまいました。
今回はビールでいただきましたが、寒くなってくると焼酎にもよく合うようで・・・今後の楽しみにしたいと思います。

そしてメインの「しゃく」の天ぷらです。


最初は見た目と呼び名から「シャコ」の事なのかと思いましたが、全く別の生き物のようです。
身も殻も内臓も丸ごといただける為なのか、一般的なエビと比べて甘味と旨味が段違いに強く、かつ殻がサクサクで・・・ビールと合わせるとまさに「至福!!」の一言!
旬は春~初夏にかけてらしいので次に出会えるのは来年になりますが、次はちょっと濃い目のお酒を試してみようかな~と思いました。

そして酒と食事を楽しみつつ、兄弟子と本日の稽古や広島稽古会の今後について語り合いました。
広島稽古会は未だ2名ですがこれだと型稽古を行う相手が固定されてしまいます。色々な身長や間合いでの立ち振る舞いを身に修めるにはあと2名くらいは増えたらな、と思うところです。
まぁこればかりは巡り合わせだろうな~と思うばかりですが・・・。

そんなこんなで気づけば日も変わってしまったので、お開きとなりました。

例によって観察力が足りてない私はまったく気づかなかったですが、兄弟子によればすぐ近くに同じ系列のお店があるようで。。。
次回は新規開拓もかねてそちらにも足を運べたらな、と思います♪




P.S
弟弟子の本文中にはありませんでしたが、厚めに切られた新鮮な馬刺しも最高に美味かったんよ!(兄弟子)

2017年7月7日金曜日

2017年07月01日 短期集中鍛錬(in 八代) 1日目

兄弟子と共に短期集中鍛錬に熊本県八代市へ遠征して参りました。
また八代の定例稽古が土曜開催ということで、そちらにも参加させていただきました。

当日熊本は快晴となり、新幹線の窓から見える景色は青い空に白い雲とすっかり夏空になっていました。
私は暑さには滅法弱いので・・・一抹の不安を感じながら新八代駅へ降り立ちました。


そして館長、宗家に迎えていただき稽古場所へ(恐縮です)。

今回の短期集中鍛錬には8月に行われる厳島神社奉納演武への参加者や東京、佐賀、(転勤にて)サウジアラビア在住で一時帰国の門人がそれぞれ来熊されていました。
今までの短期集中鍛錬は大体広島の兄弟子とセットで行っていたのですが、今回は色々な人と稽古できたのでとても新鮮で楽しかったです。

~~~

まず
・甲段からの右袈裟斬りの素振り
を行いました。

久々の宗家及び館長との稽古で、色々とご指導いただきました(汗)。

1.正中について
構えによって一部例外があるそうですが、基本的な身体と正中の位置関係があり、そこに納まらないといけない(というか自然体で動けばそうなる)とのことでした。
この点についてまだまだ余分な力が入っているせいか、なかなか上手い具合に納まってくれません。

2.筋力で木剣を持ち上げている
前回の短期集中鍛錬ではいわゆる「馬鹿握り」の状態でした。その点については今回触れられなかったので少し前進できたのかな?と思います。
ただ筋力に頼らずに木剣を甲段構えの位置まで持ち上げるのは本当に難しいです。
私の場合は特に木剣が持ち上がる軌道があからさまに筋力任せになっているみたいでしたので、まずその軌道を正すことから取り組んでいこうと思います。

3.腕が伸びている
素振りをしているとたまに木剣が止まらず、そのまま床を打ってしまうことがありました。
この点について、どうやら私は木剣を振ったあと、腕が伸びきっておりそのまま木剣の重さを制御できていない状態に陥っているようでした。
腕が伸びきってしまうというのは関節技などでもそうですが、いわゆる極まった状態で抵抗できません。
そういえば学生時代に別の格闘技をやっていた際も当時の先生に
手がお化けになっとる(笑)
と言われた記憶があります・・・昔からの悪習なんだな、と思いました。
おそらく馬鹿握りを回避する為に脱力にばかり意識を払っていたのでこちらの意識がなくなっていたのかな、と思いました。
厳島までには改善しないと!と思います。

こうやって書き出してみると
・筋力で木剣を持ち上げていたため、正中がずれる
・正中がずれているので自然体から離れてしまい、余分な力が体に入る
・余分な力を抜こうとして、力を抜きすぎて木剣が止められなくなる
・さらに余分な力を加えてしまい木剣に振り回される
といった感じで悪い要素が繋がって今の結果を作っているのがよくわかります。

今後はまず第一に起点となる「正中」の位置を意識的に改善していきたいと思います。


続いて
・作法から始め大太刀の型(8本目まで)
を行いしました。
打太刀は広島にて兄弟子より教えていただいたので、今回は八代では初の打太刀の稽古をさせていただきました。

私が普段打太刀を行っている時は、本来は仕太刀を導くはずの打太刀が仕太刀に頑張ってついていく、といったアンバランスな状況となっていました。

そういった状況が長く続いていたので仕太刀をまったく観察しておらず、自分だけの拍子でどんどん型を進めてしまっていました。
仕太刀をしていただいた八代の兄弟子から「ちょっと拍子が早すぎるかもしれないですね」と助言を頂きました。
その時初めて、申し訳ない事をしてしまったな、と反省しました。

打太刀は仕太刀をよく「観察」し、仕太刀が動き易いように「導く」という事の重要性について改めて考えさせられました。
この事は日常生活(仕事など)においても同様のことですので、日頃から意識する様にしていこう、と思いました。

また館長に打太刀を見ていただいたのは初めてのことでしたので色々と発見がありました。

1本目と2本目について
斬りの角度が違うという事がわかりました。
打ち込むときに体が完全に正面だったので本来ならこの時点で気づいておくべきことだったんですが、見た目の型の動きにばかり目をとられていました。

3本目について
以前兄弟子にも指摘された木剣の位置についてご指導いただきました。
型の流れを気にしすぎて不自然な位置にわざわざ木剣をもっていこうとしており、変な癖になっているので地道に矯正していくしかないな、と思っています。

4本目について
打太刀ではなく仕太刀になりますが、まず刀を押さえる左手に力が入りすぎていたんだな、という事に気づかされました(基礎でもあったように腕が伸びきっていました・・・)。
また改めて考えてみると手足に因らない動きができていないことに気づくことができました。この型は個人的な好きな型でもあるので、一層精進していきたいと思いました。

5本目について
基礎でもあった筋力で木剣を持ち上げている点について改めて指導いただきました。
単純な素振りとは違い前後の動きの中で甲段をとるので、まぁそもそも基礎でもほとんど出来ていないところなんですが・・・やっぱり力で持ち上げてしまいます。
この時館長より、私の参商(正眼)から甲段へ移るときの流れで出来ていない部分を具体的に指導いただけたので、以降の稽古では意識して稽古したいと思います。

6本目について
例によって形だけ見ていたので打太刀の動きとしては胴斬りをするところで止まってしまっていました。
考えてみればそれでとまるわけないですね・・・追撃はあるはずです。
観察力が足りてないな、と感じるばかりでした(泣)。

7本目について
型の中の動きについて初学の動きと熟練してからの動きの違いについて13代の山北先生の動きはこういう感じで~ということで見せていただきましたが、私のレベルでは全く参考にできない動きでした。
・・・将来少しでも近づくことが出来るように今は基本通りの動きをしっかりと積み重ねるようにしたいと思いました。

8本目について
こちらも打太刀ではなく仕太刀になりますが、3月の短期集中鍛錬で教えていただいた内容を復習させていただきました。
重要なのはやはり手足に因らず筋力で動かないことです。
兄弟子にも何度も注意されていた事だったので3月時点に比べると大分違和感を減らすことが出来てきたと思います。
引き続きもっと自然体となれるよう精進したいと思います。


そして今回新しく
・小太刀の型1本目
を教えていただきました。
今まで小太刀はずっと稽古始めと終りの作法で持つくらいだったので、改めて型稽古として持ってみるととても軽く驚きました。
タイ捨流の大太刀は一般的な木刀などと比べて長くて重いものなので、それに慣れてしまっている分、余計に振った時のギャップが大きかったです。
特に受け流しが難しく、受け流しをする場所に木剣を持っていこうとしたところ思った以上に小太刀が動き、受け流しではなく透かすような状態になってしまいました。
これを見て打太刀をしてくださっていたサウジアラビアから一時帰国の兄弟子が思わず苦笑。。。
次回ご一緒させていただく時には成長したところを見せれるよう、精進したいと思います。


型稽古の最中に何回か館長より「前の型には次の型に繋がる動きが含まれています。」といった話をしていただいていました。
その時は大太刀の事ばかり考えていましたが、後日広島で小太刀の型を稽古した際に大太刀の型と小太刀の型も繋がっていたんだ、という事に遅まきながら気づきました。
これからも一つだけに集中しすぎるのではなく俯瞰して観察する意識も持って精進していこうと思いました。

~~~

といった感じで(他にも色々あったんですが)休憩を挟みつつも約9時間の稽古を無事最後までやり遂げることができました。
予想通りというか・・汗が大量に噴出し胴着は完全に濡鼠、木剣にも汗が伝っていくような状況でした。
※稽古中に多量の水分をとりましたが、終わった段階で喉はカラカラでした。

明日予想される筋肉痛・疲労等に不安がありましたが、
普段以上に内容の濃い稽古を行う事ができ
改めて色々な事を勉強させていただき
そして新しい発見もあり
と、とても充実した時間を過ごすことができました。

あと一日、できる限り多くのことを学べれば、と思います。





2017年7月4日火曜日

2017年06月29日 定例稽古

06月29日(木) 広島県立体育館剣道場での定例稽古を実施。

久々の短期集中鍛錬を前にこれまでの仕上げといった稽古となりました。
そこで今回のテーマも「ゆっくりと確実に一体感をもって!」となりました。

まずは準備運動の歩行稽古から。
・木剣を正中に構えて向かいあった状態で前進
・木剣を正中に構えて向かいあった状態で後退


ここ最近は広島県立体育館剣道場の個人利用も定例での利用者が増え賑やかになって来ました。
利用できる広さが限られる事から向かいあった状態で移動距離も短めにして実施。
途中で緩急をつけたりして工夫をする。

そして甲段からの袈裟斬り。
・右甲段から袈裟斬り

今回も甲段の構えの崩れや木剣の位置、手足だけでの振りになっていないか注意しながら実施。
どうしても手の振りが先に走りがちなのでゆっくりと確実に動く事を意識して行う。

次に受け流し。
・受け流しながら前進
・受け流しながら後退


こちらもゆっくりと確実に"受けて流す"動作を意識して行う。
それだけだと漫然となりがちなので事前に告げずに斬りに強弱をつけてみる。

いよいよ大太刀の型の稽古に入る。
・作法から始め大太刀の型13本及び終結の型

タイ捨流では型の際にも兎に角「腰を落とせ」と言われるのですが、こちらも短期集中鍛錬を前に改めて腰を落とし、ゆっくりと確実に動く事を心掛けて稽古を行う。
ここ最近、弟弟子が打太刀の際に3本目の後半で後退して避ける動作での木剣の位置が気になるが、それ以外は概ね一通りは動ける様になっているのではないだろうか。

次に仕太刀と打太刀を交代して大太刀の型を実施
・作法から始め大太刀の型13本及び終結の型

自分が打太刀となって仕太刀である弟弟子がゆっくりと確実に動ける様に意識しながら行う。
弟弟子については偶に斬りの際に手の振りが先走る事があるのが気になりはするが、そちらについても徐々に解消されつつあるのでは無いかと思う。

時に、型稽古には予め計画された動きがあり(Plan)、それを実行し(Do)、実行した結果を確認し(Check)、修正を行う(Act)という繰り返しで完成度高めて行く。
所謂、会社業務の際などにもよく口にされる「PDCAサイクル」に当て嵌める事が可能で、意識してか或いは意識せずともこのPDCAサイクルで稽古を行う事は多いのではないかと思う。

 【PDCAサイクル - Wikipedia】

一方で「OODA(ウゥーダ)ループ」という概念がある。これは元々は高速で機動する戦闘機のパイロットによって提唱された意思決定理論で、監視(Observe)、情勢判断(Orient)、意思決定(Decide)、行動(Action)を繰り返すことで意思決定速度を上げ主導権を勝ち取り勝利を目指す。

 【OODAループ - Wikpedia】

剣術を含めて戦闘に於いて対峙する相手が予め計画(Plan)された動作をする事はほぼ無いだろう。
つまり戦闘に於いてはPDCAサイクルでの対応は困難である事を意味しているのではないだろうか。

対峙する相手の行動が予測不可能ならば、相手の動静を監視し、判断し、(高速であればあるほど)迷う事無く対応を決定し、行動する必要がある。
つまりはOODAループであり、恐らく剣術に於ける稽古はある程度の段階からは後者である事が求められる面が多大にあるのでは無いかと思う今日この頃である。

ただ、PDCAサイクルでの稽古が不要という事ではなく、ひとり稽古ではPDCAサイクルで完成度を高める方法は非常に有効な筈である。
しかしながら仕太刀と打太刀とで対峙して行う稽古では段階が進むにつれてPDCAサイクルではなくOODAループが望ましくなり、最終的にはどちらの方法も必要という事ではないだろうか。
と言うよりも(当時には明確な理論化がないだけで)先人はその両方を想定して型稽古を工夫されたというのが本当のところではないだろうか。

いよいよ久々の短期集中鍛錬が迫っとるんじゃけど宗家や館長に確認したい事も沢山あるし気合を入れて望むけぇね!
熊本の気温予想が高めの予想なので熱中症対策も気合を入れる必要があるんじゃけど…それももう準備はしたけぇ、後は頑張って来るけぇね!




P.S:次回以降は順次、短期集中鍛錬について投稿予定です。まとまるまで暫しお待ち下さい。