2018年1月28日日曜日

2018年01月25日 定例稽古

2018年01月25日(木) 広島県立体育館武道場での定例稽古を実施。
ここ数日は広島でも雪が舞う日々が続き屋外だと結構な寒さを感じるのですが、武道場では暖房設備があり大変ありがたいです!
一昨年の年末に寒風吹き荒ぶ山中で稽古をした事もありましたが、屋外では僅かな休憩の間で木剣までが冷えてしまい怪我をしない様に酷く気を使ったのを思い出します。
何事もやってみなければ判らない側面もありますがあれは少しばかり無謀でした・・・!

さておき今回のテーマは先日からの継続で「基本を徹底的に」です。


まずは素振りの稽古から。
・素振り(右)
・素振り(左)


短期集中鍛錬時に感じた素振り稽古の不足感から帰広後は納得が行くまで素振りの稽古を行う事にしました。
前回の定例稽古の際に感じた素振りに含まれる基本的な理合が出来ているか弟弟子と互いにひとつひとつ確認しながらじっくりと続けます。


次いで歩行稽古。
・木剣を正中に構えて前進
・木剣を正中に構えて後退


今回は会場を広めに使えましたので長めの距離で呼吸を整えながら何往復かします。


次に甲段からの袈裟斬り。
・右甲段からの袈裟斬り

こちら長めの距離を構えと斬りを確認しながらじっくりと往復をします。


そして受け流しの稽古。
・その場で一方が斬り、もう一方が受け流す(木剣)
・その場で一方が斬り、もう一方が受け流す(袋竹刀)


まずはこれまで通りに木剣で動きの確認をしながら稽古をします。確認が出来たところで木剣を袋竹刀に持ち替えて攻防が一体となった受け流しの稽古に切り替えます。
そして最初は程々の速さから始めますが徐々に速度を上げて限界に挑みます。

この稽古も詰まる所、基本的な理合として”手足で動かない”、”筋力に頼らない”、”丹田で斬る”等々が出来ていなければ成り立たず、速さが上がれば上がるほど理合で動かなければ対応出来なくなって力での誤魔化しをしているのが露呈してしまいます。
そして理合で身体操作を鍛錬しなければならない事を思い知らされます。
・・・本当に古流は奥深くて面白みが尽きません!


いよいよ大太刀の型の稽古。
・作法から始め大太刀の型13本及び終結の型(打太刀)
・作法から始め大太刀の型13本及び終結の型(仕太刀)


前回は大太刀の型の稽古が出来ませんでしたので、今回こそはという事で早めに大太刀の型に取り掛かります。理合も勿論ですが「基本を徹底的に」という事で脱力や関節についても注意を払いながら型を稽古します。
やはり型稽古までやると一人稽古では型稽古を出来ない事もあってか、稽古をしたという満足感があります。


年末の短期集中鍛錬でより精妙な身体操作を習った事もあってか最近はますます古流の理合の奥深さに感じ入る事も多いんじゃけど、それが流祖である丸目蔵人公の時代にタイ捨流が立花宗茂公を始め九州一円の人々に急速に広まった一因でもあるんじゃろうね。
古流の身体操作は日常生活でも使える場面があって、階段を上ったりじゃとか咄嗟に身をかわしたりじゃとか以前と身体の使い方が全然違うんじゃけど、これが楽なんよね。
ふと、タイ捨流を子供の時分から習う事が出来とったら全然違う人生を歩んどったかもしれん言うて思うんじゃけど、まぁほんまに面白いで!


2018年1月22日月曜日

2018年01月18日 定例稽古

2018年01月18日(木)県立体育館武道場での定例稽古を実施。

今回のテーマは「基本を徹底的に」という事で、前回の自主稽古に引き続き短期集中鍛錬で指摘を頂いた基本動作を徹底的に見直しさせて頂きました。


まずは歩行稽古から。
・木剣を正中に構えて前進
・木剣を正中に構えて後退


呼吸を整えながら歩行を何往復かして、一歩毎に身体も気持ちも稽古に切り替えて行きます。


次ぎに甲段からの袈裟斬り。
・右甲段からの袈裟斬り

身体全体の流れと足裏、膝、丹田、腰、腕、目付けそして正中がそれぞれ正しく使えているかを確認しながら何往復かをします。


そして素振りの稽古。
・素振り(右)
・素振り(左)


短期集中鍛錬では素振りの稽古量がもっともっと必要という点を痛感しました。そこで、ここしばらくは素振りを徹底的にするつもりで稽古に臨みます。

素振りの稽古を繰り返すうちに、結局、古流の理合として重要な点である”手足で動かない”、”飛ばない跳ねない”、”正中を使う”といった諸々の第一歩が素振りである事に気付かされました。
少し大袈裟なくらい理合を意識して素振りをしてみると明らかに動きの質が変わり、宗家や館長から教示頂いた留意点が「あ~、なるほど!こういう事だったのか!」と腑に落ちます。

弟弟子とも動きの質の変化を確認しつつ、その感覚を身体が忘れない様にとしばらく続けていたら小一時間近く素振りの稽古を楽しんでいました・・・!


ここから身体操作の稽古。
・一方が相手の腕を掴みもう一方が相手を押し込む
・もう一方は相手に押し込まれない様に相手の興りを察知したら相手を崩す


これまでも時折やっていたこの身体操作についても短期集中鍛錬の際に教示頂いた興りを消す身体操作を取り入れて稽古してみます。

・正座をして向かい合い一方が腕を押さえもう一方は相手をそれを返す

こちらは所謂「合気上げ」と同じかと思います。剣術も柔術も根っこは一緒なのかと。
弟弟子が入門した当初にもこの稽古をやって面白い様に転がせていたのですが、今では全く転がりません。随分と成長しとるのぅ!と感じ入ります。


…何とここで型稽古まで入っていないにもかかわらず、閉館時間になってしまい泣く泣く今回の定例稽古を終えました。
時間を気にせず稽古を出来る環境を切に望むところですが、そんな当ても無く(泣


兵法タイ捨流関西支部(狭山)からも程近く、あちらこちらで噂の大阪府立登美丘高校ダンス部様の動画を見させて貰ろうたんじゃけど、これほんま凄い!格好良い!
そして何よりその練習量が半端無いんじゃと!
動画を見させて貰う度にわしらも負けんように稽古せんといけん思うて励みにさせて貰っとります!



2018年1月15日月曜日

2018年01月08日 稽古始め&自主稽古

2018年01月08日(月) 広島市内の神社様での稽古始め(祈願及び奉納演武)の後、年内最初の自主稽古を実施させて頂きました。

今年は事前に宮司様とも相談をさせて頂いて、宮司様、禰宜様や巫女様が忙しくなく他の参拝客の方もいない早朝にさせて頂きました。

まずは宮司様から兵法タイ捨流の飛躍と門人一同が怪我無く無事に過ごせる様に祝詞を奏上して頂きます。
次に玉串奉納から二礼二拍手一礼にて改めて自身でも神様への祈念をした後、神職様に大幣にて心身と木剣等の稽古道具を清め払って頂きます。

それから宮司様に事前交渉の上で神前にて神様に見て頂く為だけの奉納演武を各自で大太刀の型の中から3本づつ演武させて頂きました。
出来は、、、ギリギリ及第点という事で、、、(汗

来年は今年よりも上達した演武を奉納出来ることを願いつつ、心身とも引き締まる思いで無事に祈願を終えました。宮司様、禰宜様、巫女様ありがとうございました!

次に市内某スポーツセンターに移動をして自主稽古を実施します。
今回は年末の短期集中鍛錬の際に頂いた「課題をまずは明確化する」をテーマに稽古を始めさせて頂きます。

最初は基本から
・素振り(左)
・素振り(右)


短期集中鍛錬の際にも最初にみっちり指導を頂いた素振りを、腑に落ちるまでじっくりと行いました。
色々と指導を頂いた点を振り返り、自身の動作と比較をして修正をしつつ精妙な身体操作についても違和感を感じなくなるまでひたすら行います。
弟弟子を見ていて気が付きましたが、左右での正中のみならず前後でも正中が立っているかについても要点なのかもしれません。
気が付くと素振りだけで1時間近く稽古をしていましたが、あっという間に過ぎた感じで驚くばかりでした。


・甲段からの右袈裟斬り

先程の素振りの感覚をそのままに甲段からの右袈裟斬りの稽古に入ります。
特に手足で動かず精妙な身体操作から動きを出せる様に意識をしながら納得が行くまで何度も往復をします。これまでに行った事のない操作ですので難しく感じる部分もありますが、意識せずとも無意識にそういう身体操作を繰り出せる様になるまでひたすら反復あるのみです。


・袈裟斬りと受け流し

これまで通りの木剣での受け流しの稽古と、八代の定例稽古の際に指導頂いた袋竹刀での受け流しの稽古を行います。
まずは木剣で受け流しの基本の動きを確認して修正をします。修正をした動きに慣れて来たところで袋竹刀での斬りと受け流しが一体となった攻防の動作を最初はゆっくりから徐々に速度を上げて行います。
攻防が一体となった動き故に攻防の切り替わりの際にも全く間が無く、息つく暇もありません。
長くて60秒前後は続いていた思うのですが途中で徐々に思考が追い付かなくなる感じです。
ですが、逆にそれに慣れてしまう事が出来れば新たな感性が身に付くのではないかという予感であります…!


・小太刀の型(仕太刀)
・小太刀の型(打太刀)


次に忘れてしまう前に確認をしておこうという事で順番が前後しますが小太刀の型を稽古します。
今回習ったばかりの2本目から4本目までを重点に、まずは迷う事無く動ける様になるまで何度も反復。
それから各型の要点に留意してもう一回づつ反復をします。相手の胴斬りの受け方、相手の袈裟斬りの受け方と落とし方、相手の抜刀の抑え方等々。
次回の短期集中鍛錬までには何とか形にして指導頂ける様にと思いつつ、一先ずは持ち帰って各自個人稽古とします。


・作法から始め大太刀の型から終結の型まで(仕太刀)
・作法から始め大太刀の型から終結の型まで(打太刀)


いよいよ大太刀の型の稽古です。動作自体は然程は変わり無いのですが、精妙な身体操作を意識しての稽古となるとまるで別物の様です。
同じ型をしている筈なのに新たな別の型を稽古している様な新鮮な感じを味わいつつ、より精妙な身体操作を身に付けるべく弟弟子と互いに試行錯誤をしながら反復稽古をします。


気が付けばとっくに昼を過ぎており、さすがに空腹を感じたところで稽古を終えて昼食に繰り出す事にしました。
広島といえばやっぱりお好み焼きじゃろ!という事で、今回はふんわり系で大葉が風味を添える某お好み焼き屋さんにお邪魔をして空腹を満たして稽古始めを終えました。
そうです。稽古の後に美味しいものを食べて無事に家に帰るまでが稽古始めです!?

そんな訳で今年も無事に祈願と奉納演武から稽古を始める事が出来ました。ここからの飛躍と成長を新年の抱負として改めましてよろしくお願い致します!

2018年1月7日日曜日

2017年12月29日~30日 短期集中鍛錬(in 八代)

2017年12月末、初夏以来6ヶ月ぶりの短期集中鍛錬で熊本県八代市の龍泉館に遠征をしました。
また、折角の機会でしたので八代の稽古納めと忘年会にも参加させて頂きました。

今回は10月に道場開きをされたばかりの新道場にて短期集中鍛錬という事もあり、その知らせを頂いて以来やっとの事でお祝いをさせて頂く事が出来て晴れ晴れと鍛錬に臨む事が出来ました。
そして門人の木札の中に自分の名前があるのを見ると感慨深いと同時に身が引き締まる思いとなります。

地元で何かと縁を頂いている「千福」さんでお祝い用のお酒を二本括りにして頂いて持参したのですが、やっぱり祝いの酒はいいものですね~!
改めまして道場開きおめでとうございました!


さて、短期集中鍛錬については6ヶ月ぶりという事もあり、宗家と館長に基本の確認と修正をして頂くところから始まります。

まずは素振りの確認からです。
・素振り(左)
・素振り(右)

遠方からの通いでの稽古ですと、ある程度ズレが生じてしまいがちですが、素振りについては手の使い方以外は概ね大きな指摘を頂く事は無い程度に出来ていた様でした。

ここでの要点は、手の使い方、木剣の使い方、木剣を使う際の身体の操作、等々でしたが、弟弟子が思いの外苦戦していた様で特に木剣の使い方や位置など、もっと自分も注意して弟弟子を見ておくべきだったと反省しかりでした。


次に
・甲段からの右袈裟斬り

こちらについては斬りの最後でピタリと木剣が止まるべきという点と歩幅と重心についての指摘を頂きました。
そしてピタリと木剣が止まる理合は所謂”手の内”なのですが、より精妙な手の内の使い方として掌だけに由らない身体操作の教授を頂き、早速それを身に付けるべく何度も修練します。
また歩幅と重心について普段の稽古に際に感じた疑問への回答も頂きながら理合を元に修正をしました。
言われてみるとこちらの方がどの方向へも素早く動きやすく次の動作もし易いのです。
うーん、やはり古流は奥が深くて面白味が尽きません…!


ここで
・身体操作の稽古

先程の手の内や重心に連動してより精妙な身体操作を身を持って体感し、身に付ける為の稽古を教授頂きます。
普段も時々行っている押しと受けの身体操作から更にもう一歩深い内容となっていて先々では居合にも通じてくるのですが、興りを消す為の操作を中心に習い鍛錬をしました。
これについては今までやっていた稽古に対して身体操作の変化が比較的大きく感じられ、日々の鍛錬を重ねて身体に覚え込ませるしか無い様に思われました。帰ってからの工夫と鍛錬が増えて喜ばしい限りです。


いよいよ
・作法から始め大太刀の型(7本目まで)

これまでの短期集中鍛錬では動きが出来ているか否かを確認して修正頂いていた様に思いますが、今回は動きそのものの出来だけではなく、その動きの根幹である身体操作を細かく指導を頂いた様に思います。
主な点を振り返ると、正中線、足の使い方と重心、興りを消す為の身体操作等々でしょうか。


最後に
・小太刀の型(4本) 

今回は小太刀の型を最後まで教傳頂きました。小太刀の型はタイ捨流独自の動きの技が多くて入門以前から動画等で拝見させて頂いていてある意味で憧れでもあったのですが、ようやくここまで辿りつけたと言う感慨を感じつつ、帰ってからしっかりと鍛錬出来る様に集中して稽古に臨みます。


ここまでを二日間掛けてじっくりと鍛錬をして頂きました。
大太刀の型が半分残ってはいますが動きそのものの理合は7本目までと同じ筈ですので、まずは今回習った理合をしかっり鍛錬して身に付ければそれ程大きく異なる事は無いのではなかろうかと儚く期待するところであります…。

そして今回習った小太刀までが「」となり、この先はいよいよ「居合」となります。そして「居合」の次は「組太刀」です。
広島でも「組太刀」を普段の稽古でみっちり出来る位になれば色々捗る気がしますが、早くそこまで行ける日来る様に精進するべしじゃねぇ。


ここまでで短期集中鍛錬は終了でしたが、この日は八代の定例稽古とその稽古納めの日という事でそのまま夕刻から八代の稽古に参加をさせて頂きます。

・師範代との大太刀の型(6本目まで)

ここで師範代と大太刀の型の稽古をさせて頂く事が出来ました。
いつも弟弟子としか稽古を出来ないので身長も間合いも拍子も異なる自分より上手な方との稽古は非常に新鮮です。
いつもと異なる部分に戸惑いながらもその部分も含めて指導を頂いて非常に学びの多い稽古をさせて頂きました。ありがとうございました。


・袈裟斬りと受け流し

ここで袋竹刀を用いて袈裟斬りと受け流しの稽古を習いました。
普段、広島での稽古の際にも袈裟切りと受け流しの稽古は行っていますが、初歩の初歩といった内容で動きをひとつひとつ確認しながらのものとなっていました。

今回は斬りと受け流しで動きが切れる事なく 、受け流しがそのまま斬りに繋がり、斬りがそのまま受け流しに繋がる攻防一体とも言える様な稽古でした。
動作に途切れがない事から無駄の無い動作が出来れば、普段の稽古から比較すると相当の早さで斬りが繰り出されます。受け流す方は集中して即座に反応しないと即斬られてしまいます。
これはかなりキツイ稽古でしたが、それだけ挑戦のしがいのある稽古という事ですので広島に帰ってからじっくりと稽古したいと思います。


今回の短期集中鍛錬は前回から間が空いてしもうたけぇ、ちょっと時間が足りんかったかもしれんねぇ。
2018年はもうちいと細目に熊本に行く様になる思うけぇ、様子を見ながら2泊3日とかの日程を考えてもええかもしれんのう。
日本にもバカンスがあったらのう…、1週間ぶっ通し稽古とか夢の様じゃわ…!!




2018年1月5日金曜日

2018年01月 稽古予定

2018年01月の定例稽古及び自主稽古の予定は下記となっております。

 ・01月08日(月) 08:00~12:00 稽古始め 及び 自主稽古

 ・01月18日(木) 18:30~21:00 定例稽古

 ・01月25日(木) 18:30~21:00 定例稽古


上記以外に自主稽古を実施する場合がありますが、その場合は稽古会の参加者に個別連絡をさせて頂きますのでよろしくお願い致します。

2018年1月1日月曜日

2018年1月1日 心を磨け。強くあれ。

2018年01月01日 明けましておめでとうございます。

 昨年は当ブログの始動から始まり、厳島神社での演武に参加をさせて頂いたり、見学の希望を頂いたりを経て年末には熊本八代での短期集中鍛錬と稽古納めを終え、無事に稽古会の活動を納めさせて頂く事が出来ました。
これも関わって頂いている多くの方々のお力添えの結果であり、この場を借りて深く感謝を申し上げさせて頂きます。
 ※年末の熊本八代での短期集中鍛錬については別途投稿をさせて頂ければと思います

 本年も鍛錬を重ねるのは勿論、新たな広島在住の門人を迎えたり、昇傳審査に挑んだり、厳島神社をはじめとした演武にも参加したりと更なる飛躍を目指し、何より体の使い方・心の使い方を工夫鍛錬して、心を磨き真に強くあれる様に稽古に励んで行きたいと思います。

改めまして新年も引き続きよろしくお願い出来ましたら幸甚に存じます。

2018年 元旦
兵法タイ捨流 広島稽古会 拝