2018年11月18日日曜日

2018年11月04日 自主稽古

2018年11月04日(日)霜月となりましたが年末向けて却って忙しさ増し増しで、今週も何とか自主稽古だけでも市内某スポーツセンターで実施です。

また、残念ながら弟弟子F氏が仕事で不参加との事で、弟弟子S氏と二人での稽古となりました。
そして弟弟子S氏も足を怪我して激しくは動けないとの事で、今回はゆっくりと穏やかに「基本の動きを振り返る」をテーマに稽古を行いました。


最初に身体操作から。
・立っている相手を押す
・腕を捻じ上げられた状態から返す
・腕の関節を極められた状態から返す


知ることと理解することは異なると言いますが、一度は体験して知ってはみても一度で理解して使いこなすのは困難ですので、繰り返し稽古をして理解を深める事が必要ですね。
という事で今回もまずは身体操作から稽古をして身体の使いを思い出すところから始めます。


次に歩行稽古。
・木剣を正中に構えて前進
・木剣を正中に構えて後退


身体操作で身体の使いを思い出してから身体を慣らす様に歩行です。
身体の使い方ばかりを意識すると呼吸を忘れてしまいますので、呼吸も意識しながら行います。


それから素振りの稽古。
・素振り(右)
・素振り(左)


素振り稽古も筋力に頼らず身体の使い方を意識しながらゆっくりと穏やかに行います。
ついつい気が焦って早く力強く振りたくなってしまいますが、穏やかに身体を開き、ゆっくりと身体を閉じ、基本の動きが出来ている事を確認しながら素振りを行います。


次は打ち合いの稽古
・打ち合い稽古(右)
・打ち合い稽古(左)


打ち合いの稽古も穏やかに身体を開いてゆっくりと身体を閉じて、基本の動きが出来ているかを確認しながら打ち合います。
小手先で小さく動けば目先の早さは稼げますが、それでは稽古をする根本的な意味が失われます。大きな動きを繰り返し繰り返しする事で速さと精度を向上させる事が鍛錬の目的なのです。


そして大太刀の型の稽古及び小太刀の型。
・作法から始め大太刀の型13本及び終結の型(打太刀)
・小太刀の型4本(仕太刀)
・作法から始め大太刀の型13本及び終結の型(仕太刀)
・小太刀の型4本(打太刀)


久々に型を通しで稽古する機会でしたが、弟弟子S氏の怪我を考慮して控えめにゆっくりと穏やかに稽古です。折角、ゆっくりやるのであれば細かい部分を特に意識しながらやろうという事で型に臨みます。
木剣を構える位置や受ける動作、しっかりと身体を開くべきところで開き、閉じるべきところで閉じる等々。

どうしても遠方で稽古するだけでは細かい部分で忘れてしまったり、判らなかったりする部分があります。短期集中鍛錬の際などにはしっかりと備忘を書いて普段から読み返しながら稽古をしなければならないと思わされるのでありました。


流石に休み無しで働き過ぎじゃろう言う事で命の洗濯(もとい夏休み)を貰うとりました。その間は更新もお休みさせて貰うとりましてすみません。
そろそろ短期集中鍛錬に行かんといけん頃合なんじゃけど、それもわしらに取ってはある意味で命の洗濯なんよねぇ・・・。日頃の束縛から解き放たれてのびのびと鍛錬に臨まんといけんね!


2018年11月4日日曜日

2018年10月28日 自主稽古

2018年10月28日(日)相変わらずお仕事盛り沢山で定例稽古の埋め合わせを市内某スポーツセンターでの自主稽古でしているこの頃ですが、皆様は如何お過ごしでしょうか?
どうか皆様にもご多幸あらん事を!天清浄、地清浄、人清浄、六根清浄!

冒頭から妙なノリですみません。自分もかなり疲れている様です。
そんな今週は先週と入れ違いに弟弟子S氏がお仕事で不参加との事で、弟弟子F氏と二人での稽古となりました。

丁度1対1で稽古しないといけないタイミングだったのかも、という事で弟弟子F氏にも「端の力を使う」がテーマとなりました。


今回も最初にまずは身体操作。
・立っている相手を押す
・腕を捻じ上げられた状態から返す
・腕の関節を極められた状態から返す
・木剣を交え鍔迫り合いの状態から相手を押す


今回も先週同様に入門時に習う床拭きの身体操作を思い出して貰い、それから立っている相手を押し、押される方は抵抗をします。
最初は感じが判らないと思うので、まずはお手本から。最初は筋力で相手を押しながら途中で急に押し方を切り換えて違いを実感して貰います。
そして弟弟子F氏の番です。最初は勝手が判らず戸惑いながらも何度か繰り返すうちに感覚を掴んで貰えた様です。そこから更に身体操作の途中で自身の身体のどの部位がどの様になっているのか観察をしてから「」を意識した身体操作にも挑んで貰いました。

次に”腕を捻じ上げられた状態から返す”身体操作と”腕の関節を極められた状態から返す”身体操作も同じ様に「」を意識して貰いながら稽古してみます。
実は弟弟子F氏はこの身体操作が苦手で返される側が受ける感触もあと一歩という感が否めなかったのですが「」を意識して貰った途端に強烈な返しに激変です・・・!

流れ的に丁度1対1でもあり同じく弟弟子F氏が苦手な正中線の使い方をここで集中的に稽古してみる事にしました。
木剣を交え鍔迫り合いの状態から相手を押していきます。鍔迫り合いは側から見ると筋力勝負的に見える気もしますが、個人的には筋力は殆ど使っておらず身体操作での正中線の使い方の勝負であると感じています。
弟弟子F氏に実際に鍔迫り合いの状態で、抵抗を押し退けてどんどん押し込んでみたり、逆に押し込まれてくるのをがっちり止めて見たり、押し込まれながら瞬間で押し込み返してみたりしながら感覚を掴んで貰います。
兵法タイ捨流の型の中に鍔迫り合いそのものは無いのですが、体当たりは結構ありまして、その身体操作は正に鍔迫り合いの身体操作と同一ではないかと思うのです。


それから歩行稽古。
・木剣を正中に構えて前進
・木剣を正中に構えて後退


先の身体操作が準備運動にもなりましたので、力を抜いて呼吸を整える感じでの歩行をします。
また出来る限り歩きながらも身体の「」を意識して貰います。


そして素振りの稽古。
・素振り(右)
・素振り(左)


素振り稽古も木剣を振り上げ振り下ろしながらも「」を意識して貰います。
無論「端の力を使う」と言っても筋力でありません。と言うよりも端だけについている筋肉はない筈ですので筋力を使うと端以外も使ってしまう事になってしまいます。


次は打ち合いの稽古
・打ち合い稽古(右)
・打ち合い稽古(左)


弟弟子F氏もS氏の時と同じ様に身体操作から始まってここまで「端の力を使う」という感覚を身体に馴染ませて貰いました。
打ち合いの稽古でも「」を意識して貰いながら、そして「」と「」をぶつかり合うとどうなるかを体感して貰いつつ打ち合い稽古を行います。


最後に大太刀の型の稽古及び小太刀の型。
・作法から始め大太刀の型及び終結の型(打太刀)

弟弟子F氏は未だ仕太刀の途中までという事で自分は打太刀に徹しての型稽古です。
普段は弟弟子F氏の打太刀は弟弟子S氏に務めて貰う事が多いので、今回は打太刀の視点と体感で気になる点をどんどん指摘して行きたいと思います。

まずはやはり正中線のブレが気になりますので身体操作で稽古した正中線の使い方と合わせて、どんどん指摘します。

次に型の途中で木剣の構え方も気になります。以前のテーマ「○○先」にも繋がりますが木剣の動きや動いていく先を考えれると自ずからその前段階で木剣はどの位置に収まるのか?木剣をどの様に振るべきなのか?などの構えや動作も定まる筈なのです。
銃を構えて狙う際に手元では僅かな狙いの狂いでも10m先や100m先では大きな狂いとなると聞きますが、型の動作も何も考えずに行うと次の動作の際に余分に動かなければならなくなったりする場合もあります。
そうやって型を見てみると何気なくやっている構えや動作も実はもの凄く深かったりするのです。
いやぁ「古流って本当に奥深くて興味深くて面白いです!


いつの間にか朝夕に肌寒さを感じる季節になってきたけれども、そろそろ稽古納めと稽古始めの算段もしないといけんねぇ。
いやその前に年内にもう一度くらいは短期集中鍛錬を受けにいかんといけんのう。
そう思うたら冬が来る前にもう一度くらい屋外での稽古もしておきたいのう。
もう年末じゃ思うたら一年が過ぎるのは早いけど後悔がない様にしっかり稽古をしようで!





P.S 来春開催予定の「侍う」のプロモーションビデオです。